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【アップデート】Cato Cloudのアップデート情報を解説!(2024年9月23日版)

更新日:10月8日

2024年9月23日に公表された、Cato Cloudのアップデート情報に関して、弊社フーバー・クロステクノロジーズのエンジニアが、日本語で補足を加えながら解説します。

Cato Cloudのアップデートは毎週実施されており、アップデートが頻繁にされる製品ですので、ぜひ本ブログで最新情報をチェックしてください。

Azure vSocketのスループットが2Gbpsに改善

AzureのvSocketのスループットが2Gbpsに改善しました。この改善が適用されるためには、以下の要件を満たしている必要があります。

  • Azure 高速ネットワークが有効

  • インスタンスタイプがStandard_D8ls_v5

  • vSocketのバージョンが v21.0.18517 以上(手動アップデートが必要)

iOS用のCato Client 最新バージョン v5.4について

iOS用のクライアントソフトのバージョン5.4のテストアプリが利用可能になりました。以下のURLからテストアプリをダウンロードできます。

9月30日から、App Storeで配信されます。この最新バージョンでは、以下の変更が追加されています。

  • ラストマイル接続のIPv6をサポート:IPv6とIPv6の両方の接続がサポートされるようになります。

  • CASBおよびDLPのユーザー通知:CASBおよびDLPでブロックイベントがあった場合、該当のユーザーに通知されるようになります。

  • バグの修正と安定性の向上

EPPエージェントの最新バージョン v1.1.7 について

2024年9月22日から、EPPエージェントの最新バージョン v1.1.7が展開されます。この最新バージョンには、以下の変更が追加されています。

  • 新しいバージョンにアップデートする際のエージェント検証機能の改善

ベストプラクティス機能で、項目の追加

リモートユーザーに対して、新しいベストプラクティスの評価項目が追加されました。新たに追加された評価項目は以下のとおりです。

  • インターネットリカバリはすべてのAlways-ONユーザーに対して有効になっている

  • すべての署名証明書が有効になっている。

Always-ONポリシーの強化

Always-ONポリシーの利用時に、Cato Cloudへの接続が一時的に利用できなくなった場合(リカバリモード)、リモートユーザーはインターネットに直接アクセスできるようになります。リカバリモードの間、Cato ClientはCato Cloudへ再接続を継続的に施行します。

イベントフィールドのAPIエクスポート

以下のイベントフィールドが、APIを使用してエクスポートできるようになります。

  • network_rule、congestion_algorithm、tcp_acceleration、tls_inspection、public_ip、egress_site_name、egress_pop_name、qos_priority

アイルラインドに、Cloud Interconntect用の新たなPoP

アイルランドのダブリンに、Cato Interconntect用の新しいPoPが追加されました。

CMAのDLPページを使いやすく

CMAのDLPページが、より使いやすくなるように再設計されました。ユーザーフレンドリーなUIにより、より直感的に設定ができるようになります。既存のDLPプロファイルには影響はありません。

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