【アップデート】Cato Cloudのアップデート情報を解説!(2025年6月30日版)
- jalee736
- 7月1日
- 読了時間: 4分
更新日:2 日前

2025年6月30日に公表された、Cato Cloudのアップデート情報に関して、弊社フーバー・クロステクノロジーズのエンジニアが、日本語で補足を加えながら解説します。
Cato Cloudのアップデートは毎週実施されており、アップデートが頻繁にされる製品ですので、ぜひ本ブログで最新情報をチェックしてください。
本アップデートは、すぐに変更されないものも含まれていることにご注意ください。
今回のアップデートの概要
今回は以下のアップデートが実施予定です。
新機能と機能強化
PoPアナウンス
新機能と機能強化
CatoLabsでSASEを探る
Catoプラットフォームの詳細を学ぶために、セルフガイドのラボ環境をスピンアップします:トレーニング、テスト、実習に最適です。初期ラボユニット(GenAI Securityなど)をロールアウトしました。
CatoLabsは、現在ベータ版であり、フィードバックを収集し、改善を行うにつれて変更される可能性があります。
labs@catonetworks.comまでフィードバックをお寄せください。
Zoom および Teams インテグレーションのDEM機能強化
UCaaS アプリのエンドユーザー・エクスペリエンスの問題をより的確に示すため、エクスペリエンス・モニタ・ページに表示される測定基準について、下記の調整を行いました。
Zoomについては、会議の品質スコアの計算を改善し、セッション中の最悪のユーザー・エクスペリエンスをより正確に反映できるようにしました。
ZoomとMicrosoft Teamsについては、通話サマリーに最大と平均の両方のエクスペリエンススコアが表示されるようになりました。これにより、ユーザーエクスペリエンスに影響を与えた可能性のある簡単なパフォーマンスの問題がハイライトされます。
以前は平均のみが表示されていました。
Windowsクライアント バージョン5.16
2025年7月1日より、Windowsクライアントバージョン5.16をリリースします。このバージョンには下記の内容が含まれます。
クライアントの組み込みブラウザをChromiumバージョン135.0.220に更新。
バグ修正とパフォーマンスの向上。
App Activities API統合設定の編集
Integrated Appsタブの「リソース」>「総合カタログ」ページから、既存のApp Activities統合設定を編集および更新できるようになりました。これにより、期限切れの統合シークレットなどのパラメータを変更でき、中断することなく統合を継続できます。
7月1日レイヤー7ソケットLANファイアウォール自動移行のお知らせ
次世代レイヤー7LANファイアウォールは、L7エンフォースメントとアカウントレベルの設定を提供し、PoP までラストワンマイルでトラフィックを送信することなく、シームレスな LAN セグメンテーションを可能にします。
2025年7月1日より、現在のサイトレベルのLANファイアウォールポリシーから、新しい統合された次世代LANファイアウォールポリシーに自動的にルールが移行されます。
各サイトレベルのルールは、ルーティングを指定する LAN ネットワークルールと、トラフィックを許可またはブロックするファイアウォールルールとして、ポリシーに自動的に設定されます。
各サイトのルールは、ルールベースに独立したセクションとして追加され、セクションにはサイト名が使用されます。
次世代LANファイアウォールは Socket v22以降でサポートされます。
詳細については、こちらの動画をご参照ください。
EPP Agent v1.4.2
2025年6月24日、EPP Agentバージョン1.4.2が展開されました。このバージョンには下記のバグ修正が含まれています。
EPPエージェントサービスが再起動後に開始しない場合がある。
PoPアナウンス
下記のPoPロケーションで新しい範囲が利用可能です。
フランス、マルセイユ:159.117.225.0/24
フランス、パリ:159.117.224.0/24
注意
本アップデートは、公表されてから2週間かけて、世界中のCato PoP・CMA(管理画面)に徐々に展開されていきます。詳細については、こちらの記事を参照してください。
予定されているメンテナンススケジュールの詳細については、Cato Statusページを参照してください。