はじめに
2024年8月19日に公表された、Cato Cloudのアップデート情報に関して、弊社フーバー・クロステクノロジーズのエンジニアが、日本語で補足を加えながら解説します。
しかしながら、今週の新機能や機能強化はないとのことです。
Cato Cloud公式のアップデート記は、過去数週間にリリースされた優れた機能について振り返る内容となっておりますので、ぜひご覧になってみてください。
本記事では、いくつか抜粋してお届けいたします。
インターネットファイアウォールが使いやすくなった
Internet Firewall(インターネットファイアウォール)の設定が使いやすくなり、管理が効率的になりました。具体的には、以下のような改善が行われました。
複数の管理者が、同時に設定を編集できるように
設定変更について、変更の下書きを保存できるように(本番環境に適用されないが、設定の変更を途中で終了し、再開できる)
ルール数が多くても、ページがすぐ表示されるように、応答性を改善
Cato Mutation APIを使って、インターネットファイアウォールのルールや設定を作成・編集可能に
設定変更の下書き保存ができるようになったことで、設定変更がやりやすくなったのではないでしょうか?
今までは、設定変更を途中でやめると、また最初から設定し直さないと行けなかったので、利便性が向上しました。
CASBで、単一のルールで全クラウドアプリのイベントをログに記録できるようになった
CASBのルールで、「Any Granular Activity」設定を使うことで、全クラウドアプリに関するイベントを生成し、全アプリのフルパスURLをログとして記録することが可能になりました。
これにより、組織内のクラウドアプリの活動をすべて監視できるようになりました。
IPSシグネチャや、アプリケーションカタログ、デバイスインベントリのアップデート
Cato Cloudは、非常に高い頻度で、IPSシグネチャやアプリケーションカタログ(Cato Cloudが参照するアプリ一覧)、デバイスインベントリ(Cato Cloudが対応するIoT機器やデバイス一覧)をアップデートしています。
過去数週間にわたっても、多くの追加や改善が行われました。
詳しくは、製品アップデート - 2024年8月19日 - Cato Learning Center をご覧ください。
Comments