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【アップデート】Cato Cloudのアップデート情報を解説!(2024年9月16日版)

更新日:10月8日

2024年9月9日に公表された、Cato Cloudのアップデート情報に関して、弊社フーバー・クロステクノロジーズのエンジニアが、日本語で補足を加えながら解説します。

Cato Cloudのアップデートは毎週実施されており、アップデートが頻繁にされる製品ですので、ぜひ本ブログで最新情報をチェックしてください。

今回のアップデートの概要

今回は以下のアップデートが実施予定です。

本アップデートは、公表されてから2週間かけて、世界中のCato PoP・CMA(管理画面)に徐々に展開されていきます。すぐに変更があるわけではないことにご注意ください。)

  • WANファイアウォールの改善

  • クラウドインターコネクト専用の新たなPoPの追加

  • CMAの強化

  • LANファイアウォール

  • IPSシグネチャ、アプリカタログ、TLSインスペクション、デバイスインベントリの強化・追加

次のセクション以降で、これらのアップデートについてそれぞれ解説いたします。

WANファイアウォールの管理における改善

WANファイアウォールに以下のような機能が追加され、強化されます。

  • WANファイアウォールのルールを管理するためのAPIをサポート

  • 複数の管理者で同時にポリシー変更が可能に

  • WANファイアウォールの設定画面の応答速度を向上

新たなWANファイアウォールの詳細な説明については、公式ドキュメントをご覧ください。

クラウドインターコネクト専用の新しいPoP

シンガポールと東京に、クラウドインターコネクトのための新たなPoPが建てられました。これにより、アジア圏での接続性が強化されます。

CMAの強化

署名証明書の管理の改善

今までは、アカウントから署名証明書を無効化するためには、削除する必要がありました。今回のアップデートにより、削除せずに無効化/再有効化の切り替えが可能になりました。

既知のホストとルーティングテーブルをCSVにエクスポートできるように

監視やトラブルシューティングを支援するために、既知のホストやルーティングテーブルのデータを、CSVファイルにエクスポートできるようになりました。

ローカルルーティングルールから、LANファイアウォールへと自動移行

2024年10月20日から、ローカルルーティングルールを使用しているすべてのサイトは、LANファイアウォールポリシーに自動的にアップグレードされます。LANファイアウォールは、ローカルトラフィックとセグメンテーションが必要なソケットサイト向けに提供され、セキュリティの管理がしやすくなります。

このアップグレードは、手動で行うことも可能です。このアップグレードによるダウンタイムはありません。

IPSシグネチャの強化・追加

IPSシグネチャがアップデートされました。詳細な情報は、公式アップデート記事をご覧ください。

アプリカタログの追加

90以上の新しいクラウドアプリが、アプリカタログに追加されました。詳細な情報は、公式アップデート記事をご覧ください。

TLSインスペクションのデフォルトのバイパスにCursor AIが追加

TLSインスペクションにおいて、デフォルトでバイパスをするアプリケーションに、Cursor AIが追加されました。

デバイスインベントリの強化・追加

Cato Cloudで検出できるIoTデバイスが収録されたデバイスインベントリがアップデートされました。詳細な情報は、公式アップデート記事をご覧ください。

注意

本アップデートは、公表されてから2週間かけて、世界中のCato PoP・CMA(管理画面)に徐々に展開されていきます。すぐに変更があるわけではないことにご注意ください。

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