2024年8月5日に、Cato Cloudのアップデート情報が更新されました（製品アップデート - 2024年8月5日 | Cato Learning Center）。
当アップデート情報について、弊社FXTのエンジニアが解説いたします。
APIを通じたイベントデータの強化
最新のアップデートでは、APIやクラウドストレージ（AWSまたはAzure）への直接フィードを通じて取得するイベントデータに、より多くの文脈データが追加されました。この変更は後方互換性があり、既存のevents()やeventsFeed() APIを利用する際に追加のコード変更や設定変更は必要ありません。
新デバイスポスチャーチェック機能
セキュリティをさらに向上させるために、実行中のプロセス、レジストリキー（Windowsデバイス用）、プロパティリスト（macOSデバイス用）のチェックが新たに追加されました。これらはデバイスポスチャプロファイルに含まれ、クライアントの接続性とセキュリティポリシーに反映されます。
OTデバイス向けのルール検出と施行機能
運用技術（OT）の産業システムを含むネットワークを保護するために、一般的なOTプロトコルをサービスとして追加し、WANやインターネットのファイアウォールルールで設定可能にしました。これにより、OTデバイスのトラフィックを監視し、適切に制御できるようになります。
新トレーニングコースの紹介
Cato Academyでは、以下の新しいトレーニングコースが追加されました。
ソケットサイトの管理：異なるソケットモデルの概要と基本的な管理方法を学びます。
ゼロトラストネットワークアクセス入門：ゼロトラストネットワークアクセスの概要と一般的な設定フローを例を交えて学べます。
これらのコースは、システムエンジニアやセキュリティエンジニアにとって、現在および将来のネットワーク管理に必要な知識とスキルを提供します。
ポイント・オブ・プレゼンス（PoP）の新規立地
ハワイ（アメリカ）に新しいポイント・オブ・プレゼンスが設立されました。これにより、地域内での接続性が向上し、サービスの応答速度が改善されます。
セキュリティアップデート
今週のセキュリティアップデートでは、新たな脅威とその防御策が追加されました。詳細は最新の製品アップデート記事をご覧ください。
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